

さる6/27(金)、医療・防災産業創生協議会の会員様向けに、組織の危機対応力強化のためのセミナーを開催いたしました。
講師の熊丸氏から、東日本大震災において米陸軍としてトモダチ作戦に参加された際のエピソードや、米国が長年の災害対応等から培い、体系化してきた危機管理方策などをお話しいただきました。特に、インシデントに強い組織作りのテーマでは、1人のリーダーが監督できる人数の上限や、指揮・報告方法のルールなど、すぐに活用できるノウハウがいくつか紹介され、運用などについて参加者から多くの質問がございました。
セミナーの感想として、
「危機対応力を高める6原則と危機対応力強化策・組織マネジメント力(リーダーシップと指揮系統)・危機対応の標準化・訓練(定期的かつ継続的なプログラム)がとても参考になりました。また、広域自治体とともに行う演習も今後参加の必要性を強く実感いたしました。」
「防災としての平時利用と、防災訓練の実施の大切さをお話いただいたことが印象に残っています。」
といった意見があり、盛況のうちに終了いたしました。
今後は実践編として、実災害を想定した図上訓練の実施も予定しております。会員以外の皆様にもご活用いただけるよう、現在検討を進めておりますので、 続報を今しばらくお待ちください。
危機対応力強化のためのセミナーのご報告